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レンタルAEDが現場でショック実施

8月の中頃を過ぎ、今年の夏も終盤を迎えました
救命コムのAEDも全国のさまざまな場所で備えられ、安心安全の環境のお役に立っており嬉しいかぎりです。

◆海水浴場でAED使用
先日、海水浴場でAEDが使用され現場でショックを2回実施し救急隊員に引き継がれました。
使用する事態が発生しないことがもっとも嬉しいことですが、備えられるだけではなく、実際に必要な時に使用されるのはとても嬉しいことです。救命の熱意ある救命コムのパートナーの方々に感謝です。
予後に関しては、今回このブログでは公開は控えさせていただきたいと思います。
助かったか死亡したかどうかの結果のみでの判断は慎まないといけないと感じたからです。

今回のcaseは
波打ち際で、水中に沈んでいる状態で発見
現場では救助活動の訓練を受けたバイスタンダーによる、素早いチーム救助が行われました。
浜辺に引き上げ、素早いCPRにAEDの使用。
発見から救急車の到着までが約10分程度。
救急隊員が到着した際には、砂浜から救急車までの素早い搬送。
やはり訓練された人、またチームでの救助の活動はすごいと感じます。
訓練の必要性とチームでの救護体制の重要性を重ねて感じる事例でした。

◆助ける人の負担
現場で救助作業を実施したバイスタンダーの負担も大きいですね。
救助後のお会いしても笑顔も見えない方がおられます。
生死の境の現場、緊迫した状態を体験するわけですから精神的ストレスも大きいと思います。
真面目な人は、なんで助けれなかったのかなど真剣に悩まれる方も多いと思います。

しかし、悩まないでほしいです。
なぜなら、AEDが使用され電気ショックが必要な状態、またはショックが必要なく心臓が完全に止まっている状態は死亡している状態で、助かる確率がもともと低いからです。
ですので、「助かったらめっけもん」的な考えで良いのではないでしょうか。

AEDも使用され助からなかった場合は、不幸なのでしょうか。
違うと思います。
しかし、新聞等では助かった事例しか目にしません。
消防等でも表彰されるのは、助かった事例のみしか目にしません。
確かに助かる確率は低いので助かれば表彰されてもおかしくとも思います。しかし、多くの人は評価してほしいとも思っていないと思います。評価するのであれば、生死にかかわらず評価されても良いと思います。

一般市民にAEDが使用できるようになり、多くの人に救命活動への参加を国や医療が求めていますが、協力を求めるだけではなくケアもしっかり考えてほしいですね。このへんに関しても、救命コムでも考え行動していきたいと検討しております。

◆遺族の反応
助からなかった一例をご紹介させていただきたいと思います。

過去、AEDも使用されバイスタンダーによる救助の結果亡くなった方がいました。
AEDの解析データを拝見しても長時間にわたる懸命な救助が記録されていました。

事後検証をしていくなかで、AEDをご利用いただいた方から連絡をいただきました。
「遺族の方から感謝の言葉をいただきました。」
その内容をお聞きしとても嬉しく涙したことを覚えています。
このようにあるべきだとも思いました。

救助者は感謝されるためにやているわけではないと思います。
目の前の倒れた人の命を救うために完璧ではないと思いますが一生懸命に手を尽くしています。
それが、遺族に伝わったのではないでしょうか。
なかには、悲しみを引きずり後悔と悲しみの日々を送る人がいますが、少しでも減るべきだと思います。
結果に左右されず多くの人を幸せにしていけるはずです。

>◆人間の死亡率は何パーセント?
私は学生時代に、「人間の死亡率は何パーセントでしょうか?」と質問されて考え込んで答えれなかった記憶があります。
先生の回答は「100%です。」でした。
もちろん学生時代なんで死というものを真剣に考えたことがなかったのが原因だとおもいます。
しかし、生まれてすぐ死ぬ人もいれば、100才を超えて生きるひともいます。
また、事故や病気で亡くなる方も多くいます。
年間の自殺者も約3万人、生きれるのに死を選ぶ人もいます。

そんななか、全国各地でAEDなどを備え救助にあたる方々が多くいます。
結果に捕らわれず、一所懸命に命を繋げるための一歩を踏み出している人がいます。
必ず、良い結果が多く生まれると信じています。

救命コムでは、そのバックアップをできるかぎりしていきますので、ご要望やご相談ありましたらいつでもご連絡ください。
残り少なくなったこの夏も楽しくすごせるよう願っております。

感謝

AED無料レンタルやります!

2004年7月1日さて何があったかご存じでしょうか。
本日は、2014年7月1日でちょうど10年です。
救命に携わる人には忘れられない日かもしれませんが、一般市民の方は知らない方も多いかもしれません。

■10年前から非医療従事者でもAEDの使用が認められる

2004年7月1日は、AEDが一般市民にも使用することが可能になった日です。
2004年7月以前は、どうであったかご存じでしょうか。
AEDは、以下の人しか使用できませんでした。
・医師
・医師の指示のもとで看護師
・救急救命士

しかし、上記以外にAEDを使用できる人達もいました。
航空機の客室乗務員です。
2001年4月にアメリカが航空機へのAED搭載を義務化したことがきっかけで、客室乗務員はAEDが使用できるようになりました。
AEDが、必要なのは倒れてから救急車が到着するまでの数分。フライト中の航空機内へのAEDの備えは当然かもしれません。
日本より、アメリカなどでは早くからAEDが普及し始めていました。しかし、この10年でなんと日本は最もAEDが普及している国になりました。すごいですね。

■2度目のAED無料レンタル

救命コムは、2004年に事業計画準備し2005年から事業を開始しました。
当時、全国を探してもAEDの短期レンタル業者はいませんでした。
そのため、誰かのマネをするというところからのスタートではなかったので、いろいろと試行錯誤のスタートでした。
そこで、最初に実施したのがAEDの無料レンタルです。
しかし、問合せはそこそこあったのですが、レンタル注文は片手で数えるぐらいしかありませんでした。
詳しくは、過去のblogを見てください。
救命コムの10年を振り返って

9年前は、ほとんどニーズがなかったAED
AED普及から10年、2度目のAED無料レンタルを企画実施いたします。
今では、夏場は数百台あるAEDの在庫がなくなり、全国津々浦々に備えられています。本当にありがたいことです。ありがたい反面、今回の無料レンタルは、悩みました。なんといっても在庫がなくなるほど注文がきます。
夏季は在庫がなくなるほどの繁忙期、在庫のあるものでキャンペーンしようかとも思いましたが、お客様のご要望もあり、思い切ってのAED無料レンタルです。
多くの方のご応募をお待ちしております。

■AED無料レンタルお申込方法

お申込は、救命コムホームページからお願いいたします。
AED普及10周年キャンペーン第二弾!

AED無料レンタルの数量は最大10台
適正配置と、適正管理による救護体制を整えていただきたいと願っております。
多くの方に、AEDを備えていただきたいため貸出日数は制限させていただいております。
詳しくはホームページをご確認ください。

救命コムのお客様は、特に救命の熱意の高いお客様が多く、救命コムはお客様から学びながら成長してきました。
今後も、救命の現場に必要とされ貢献できる救命コムであり続けたいと願っております。
最後に、夏季のAEDレンタルをご検討中の方は、早めのお申込をご検討ください。
在庫がなくなってしまいます。(>_<)

感謝

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