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AEDを使用するときの心構え

AEDを使用するということへの心構えというか、認識を正しくもってもらう必要があると常々感じますので、ブログに書きたいと思います。

■死に至る状況
AEDは100%命を繋ぐことを保証する機械ではありません。
まず、第一にAEDを使用する状況というのは「ほっておけば死に至る可能性が高い状況」です。
助けれなかったというリスクや後悔を持たれる人が多いのですが、要するにもともと助かる可能性が低いのです。
特に一般市民の処置の場合「助からなくて当たり前、助かったらもうけもん」という認識でいいと思います。

■動機とプロセスの重要性
助からなくて当たり前という結果であれば、助からなかった際にどこを見るべきなのか。
それは、「助けようという動機」と「助ける為の行動というプロセス」ではないでしょうか。

救命コムのレンタルAEDを使用しても現実は命が助かった例も複数ありますが、助からなかった数のほうが多いのです。しかし、現場で情熱をもって助けようと思う熱意ある救助者が必死の救命処置を行ったというプロセスというものは、亡くなった方の家族に安らぎと幸福を与えていました。
AEDを使用した方や施設の担当者の方から遺族の声をお聞きしたことがあります。
「救助してくださり、ありがとうございました。」
そのように言われたそうです。
助からなかった、しかし一生懸命やってくれた。この気持ちは伝わるものですね。

■命を繋ぐという結果にこだわりすぎてはいけない
人間の死亡率をご存じでしょうか。
それは、100%です。
不老不死の人間は誰としておらず、誰もがいつか死に至ります。
死というもの全てが不幸ではありません。年齢にかかわらず寿命というものもあると思います。
しかし、寿命ではない命が突然の心停止により生死の境をさまようことになった場合、それは助けたい。
全力で助けて、生きて欲しい。そして、多くの幸福へと繋がって欲しい。そう、思います。

■結論
生死の結果にとらわれずベストを尽くすことが大切です。
命が繋がるかとうかは、人間だけでは決められないものではないでしょうか。
生きている人間の、人知を超えるものだとも思います。
できることは、一意専心助けるための救命処置をすることです。

救助者も命を助けられなかった場合、助けられなかったからといって悲しまないでください。
悲しむ人が増えるだけです。
幸福な人が増えていくことを願っています。

最後に夏期はAEDレンタルは繁忙期となっており在庫が少なくなります。
そのため、必要な備えとしてAEDのレンタルをご希望の方は早めのお申し込みをいただければ幸いです。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます(^_^)

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